みなさん、こんにちは。当クリニック院長の石岡です。
今日は、栄養学を学んできた妻が透析患者さん向けに作った串カツカレーについてお話しします。
美味しさと健康の両立
「腎臓病食って美味しくないのでは?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことはありません!先日、妻が透析患者さんに振る舞った串カツカレーが大好評でした。患者さんたちはもちろん、私や職員も「本当に塩分制限してるの?普通においしいね」と驚きの声を上げていました。
驚きの塩分控えめレシピ
通常のカツカレーは塩分やリン、カリウムが多く含まれるため、透析患者さんには注意が必要です。しかし、工夫次第で美味しく、かつ安全に楽しむことができるのです。驚きのポイント: 串カツに含まれる塩分はなんと豚肉由来の0.1gのみ!
おいしさの秘訣
大好評だった串カツカレー。妻に秘訣を聞いてみました。
– ご飯は炊きたてを提供
– 食感を大事にするため、野菜の切り方や煮込み時間を調整
– 冷凍食材は使用せず、全て手作り
– 串カツも作りたてを提供
– 目で見て楽しめる配慮(インパクトや食器など)
-香辛料を上手に使う
食事は生きる喜びの源
食事は単なる栄養補給ではありません。美味しい食事は生きていく意欲を生み出す源なのです。制限があっても、工夫次第で美味しく楽しい食事は可能です。この特製串カツカレーのレシピは院内に掲載しています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
透析患者さんの食生活が、より豊かで健康的になりますように。